地域住民に配布された「サテライトつくば事業計画書(概要)」です。
書類の作成者や作成日は記入されておらず、不明です。文脈から判断すると、新規に設立される現地法人「(株)サテライトつくば」の代表者が書類作成者であると思われます。しかし「(株)サテライトつくば」の代表者の氏名は記載されていますが、現存する法人ではないため、どのような事業実態があるかは不明です。
3ページ目はつくば市都市建設部都市整備課が準備した書類のコピーだと思われますが、同じ情報はwebでは確認できませんでした。「平成19年10月26日」という日付からすると、このページの11月7日のところにある「都市計画の内容」というPDF書類が同じ変更内容を指しているものと思われます。ただし、「このブログについて」でも述べたように、この時、一旦は「近隣商業地域」とされた5.4haが、今年2月18日の計画の原案縦覧では「沿道サービス地区」に変更されています。ところがこの資料ではコピーがつぶれて判然としませんが、場外車券場の建設予定地は昨年10月26日の段階で既に「沿道サービス街区」と指定されたように読み取れます。
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サテライトつくば事業計画書(概要)
上河原崎・中西特定土地区画整理事業地は、つくばエクスプレス・万博記念公園駅に近接し、常磐自動車道、国道354号など主要幹線道路とも連絡していることから、交通アクセスの利便性が非常に良く、研究学園都市中心部と接していることから、開発ポテンシャルの高い地区であります。
茨城県においては、つくばエクスプレスの開業に併せ、沿線地区へ広く企業の誘致を促進している地域でもあります。
これらのことから、主要地方道つくば真岡線バイパス沿いの一部区画において、「場外車券売場サテライトつくば」の整備を図り、
・新規雇用の創出
・産業の振興
・つくばエクスプレス沿線の街づくり支援
など、地域振興に貢献したいと考えております。
茨城県、つくば市及び地元地区におかれましては、当事業計画に対し、ご理解、ご支援を頂き、施設設置に向けて特段のご配慮、ご支援を賜りたくお願い申し上げます。
「場外車券売場サテライトつくば」は
1.施設の設置は、経済産業大臣の許可を受けて建設します。
2.各競輪場の車券を、総務大臣が指定する地方公共団体が発売・運営する施設です。
3.余暇活動の増大やレジャーの多様化等に貢献する健全なレジャー施設です。
4.集客力の高い施設であることから、上河原崎・中西特定区画整理事業地の分譲促進に貢献できる施設整備を図ります。
施設計画概要
1.事業計画地
上河原崎・中西特定土地区画整理事業地の主要地方道つくば真岡線バイパス沿いの東側に位置する一部区画区域。
(別添図面参照)
2.土地利用計画(案)
場外車券場 事業地面積 約2,700m2
建物面積 約1,000m2、延床面積 約2,000m2
駐 車 場 約 500台
(約10,000m2を周辺に借地する)
3.事業主体(施設設置者)
会社名 (株)サテライトつくば
代表者 ■■■ ■■■
住 所 つくば市上河原崎■■■■■■■■■
※新規に現地法人を設立する。
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4.全体事業費
概算額 約 12億円
・土地購入費、土地造成費、駐車場整備費、場外車券場建築及び機械施設整備費
・設計コンサルタント費、租税公課等
整備の方針について
1.上河原崎・中西特定土地区画整理事業の土地利用計画に基づく整備を図ります。
2.茨城県及びつくば市等関係機関の行政指導に基づき、環境に配慮した施設整備を図ります。
3.接続する主要地方道つくば真岡線及び区画街路等との交通アクセスに配慮した施設整備を図ります。
施設の運営について
1.立川市収益事業組合により、年間300日程度の開催を予定しています。
2.地元警察署との協議、連絡体制を密にとり、警備員の配置及び防犯カメラの設置等により交通安全、防犯に万全の体制を確立し、地域住民の日常生活に配慮した施設運営を図ります。
3.つくば市及び地元地区要望等については、誠意を持って対応を図って参ります。
4.食堂の営業、売店での販売等については、地元との協議に基づく運営を図ります。
5.従業員は、地元からの雇用を積極的に図ります。
6.大規模なスペースと大型映像施設を備えていることから、大規模災害発生時には、防災拠点・避難場所として解放します。
事業工程(案)について
平成19年10月 分譲契約条件、地元事業計画協議
平成20年 1月 地元地区への説明会、事業計画合意、現地法人設立
測量・土質調査、各種申請書類の作成
平成20年 2月 建築確認申請提出
平成20年 3月 経済産業省への場外車券場設置申請
平成20年 5月 同上許可
事業用地売買締結、駐車場賃貸借契約締結
平成20年 6月 土地造成、施設等の工事着工
平成20年12月 場外車券場施設完成、運用開始
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研究学園都市計画用途地域の変更及び地区計画の決定に関する都市計画説明会 〜上河原崎・中西地区〜 平成19年10月26日 つくば市
1 用途地域の変更について
(1) 用途地域の変更エリア
☆ 万博記念公園駅から県道つくば真岡線を結ぶ都市計画道路3・2・42島名上河原崎線が全線共用開始されたことから,この沿道周辺約13.9haの用途地域を今回変更します。
☆ その他のエリアは,仮換地の供覧後,用途地域の変更手続きを行います。
(2) 用途地域の設定
☆ つくばエクスプレス沿線地域の目標である「つくばならではのゆとりある都市と暮らしの創造」の実現を目指し,望ましい市街地形成を誘導するため,土地区画整理事業の土地利用計画に即して,下図のように用途地域を設定します。
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